ブログ
宿痾
ブログ2012.11.10
”これは宿痾やで治らんのや、アハハ”と、治療後の玄関前で笑い飛ばしてお帰りになるのは、今年86歳のSさん。この写真は、いつもの鼻眼鏡とニッコリでパシャリ。
”こうか、これでいいんか、アハハ!?”と悪乗りのSさん。宿痾(しゅくあ)とは広辞苑には『ながい間なおらない病気。宿病。宿疾。持病。痼疾(こしつ)』と書かれています。
こんな言葉があったのに驚きでしたが、Sさんは治らないのに当院へ治療にいらっしゃる。私は治してはいけないのか、はたまた治せないのか、宿痾。”またくるゾ”と今日も帰っていかれました。