ブログ
待合室の椿
ブログ2013.03.31
これは私が生けた待合室の椿です。
”生けた”とは程遠く”ただ挿した”と言ったほうが語幣はないですね。お花の先生でいらっしゃるYさんに、花を生けるのって難しいですね、とお話をしたところ、”センセイが思ったとおりに挿せばいいがいね”、と加賀弁でニッコリ。
Yさんは膝が悪く以前は一日中正座をしていても平気だったけれど、最近は半日していると痛くなってきたので、お弟子さんの前で醜態を晒す前に引退しようかと思われていた折、いらっしゃいました。当院の施術でなんとか引退は延びたようで、再発防止に来られています。
私の仕事の”鍼を刺す”、これも実はただ思うままに刺しているだけですが、これがまた実に奥が深い。思ったとおりに挿せばいいがいね、これもまた意味深で悩ましい。