ブログ
冷え性
ブログ2019.01.24
『冷え性』という方、当院をご利用の方も多くいらっしゃいます。
訴える方は男性より女性の方が多いのですが、20才代から90才代まで老弱男女は問いません。
”体質だから、昔から”と諦めているというお声も聞かれますが、実は『ご自身の生活習慣』が冷え性にしていることがあるので、冷え性を改善したいという方は、是非一度に私と一緒に生活習慣を見直してみませんか。
まず冷え性を考える上で大切なことがあります。
それは
『ご自身の体温を大切にしていますか?』
ということです。
そしてそのキーワードには以下の3つがあります。
①体温より冷たいものを摂り過ぎていませんか
②肌を露出し過ぎていませんか
③身体を温めていますか
冷え性の方で意外と多いのが①の方です。アイスクリームが好き、お茶や水は冷蔵庫のものを好むという方。なぜ体温より冷たいものがよくないかというと、私たちの体温は37℃前後あります。しかしアイスは口の中で溶けてお腹の中には2~5℃で、冷蔵庫の冷えたお茶や水はは5~6℃でお腹の中に流れてきます。
前述しましたが私たちの体温は37℃前後あります。この5~6℃の水分を身体が胃と腸で消化と吸収をしながら一生懸命温めることで、身体と同じ体温になってきます。冷たい飲み物をがぶ飲みしても、そのまま冷たい尿としては出てきませんよね、ちゃんと温かい尿として出てきますね。
これは何を意味しているかというと、『冷たいものを摂りすぎると体温がどんどん奪われてしまう』ということです。そしてこの習慣を繰り返していると身体は冷えてしまうんです。冷え性になってしまうんです。解っていただけましたか。
ただ全ての摂取物を温めるのは実際の生活で現実的ではないので、『常温』を心がけてみて下さい。これを真夏も含めて年間を通して実践してみてください。『真夏のぬるいお茶や水は飲めない!』という方も意外とすぐに慣れますよ。
冷え性は肩こりや頭痛、腰痛の原因でもありますので、こんな症状で悩んでいる方は是非実践してみてください。
つづく
鍼・灸・整体・マッサージ 大聖寺治療院
あんま・マッサージ・指圧師
鍼灸師
院長 友廣 啓介